焼き菓子に使う生クリームの種類は何があるのでしょうか?

代表的な3種類の生クリームを紹介します。
1. 生クリーム
生乳から取り出される乳脂肪分の高いクリームです。焼き菓子に使うのは、乳脂肪分35%以上のヘビークリームが主流です。煮詰めて減らしたり、泡立てたりして使います。甘さ控えめのシンプルな焼き菓子に向いています。
2. 重量感のあるクリーム
名前の通り、生クリームよりも重みがあるクリームです。乳脂肪分は35%程度で、その重たさは乳脂肪分の低さに由来します。クリームの代表格、バター問題に近い口当たりを持ちます。濃厚な焼き菓子にぴったりです。
3. 酸味のあるクリーム
酸味があることで、どんなに甘い食べ物でも爽やかに仕上がります。乳脂肪分は20%前後。生クリームよりも若干水分が多いため、泡立てるとしっかりと立ち上がらない傾向があります。爽やかな仕上がりが好みの人におすすめです。
【アドバイス】
焼き菓子に使う生クリームは、その種類や量によって味わいが変わってきます。まずは、普段使っている生クリームの種類と乳脂肪分を調べてみましょう。また、焼き菓子の種類や味わいも意識して選びましょう。あくまでも生クリームは、焼き菓子の味わいを引き立てる役割を持っています。焼き菓子の美味しさをより引き出せるよう、生クリームを使い分けて楽しみましょう。