焼き菓子に使うバターの種類と特徴

焼き菓子に使うバターには、以下のような種類があります。

1. 無塩バター
2. 塩付きバター
3. クラリファイドバター
4. カードバター

無塩バターは、原料の生乳から作られ、塩を加えないで作られています。そのため、味が非常にマイルドで、焼き菓子に使うとバターの風味が引き立ちます。また、塩が入っていないため、調味料としてバランス良く使いたい場合にも向いています。

塩付きバターは、無塩バターに塩を加えたものです。塩の量はパッケージによって異なりますが、一般的には0.8〜2%程度です。バター本来の風味に加えて、塩の風味も味わえるため、スイーツに使う場合にはより濃厚な味わいになります。

クラリファイドバターは、無塩バターから水分と不純物を取り除いたバターです。水分がなくなることで焦げにくく、またコクが増します。焼き菓子のように、香りや風味を引き出したい場合には、クラリファイドバターが向いています。

カードバターは、フランスで古くから作られているバターで、高級品とされています。無塩バターを使い、濾過を繰り返すことで風味が増します。ただし、値段が高いため、スイーツ屋さんではあまり使われません。

アドバイス：

焼き菓子に使うバターの種類について、それぞれの特徴を把握することで、レシピに合わせた選択ができます。無塩バターは、バターそのものの風味を活かすことができます。塩付きバターやクラリファイドバターは、より豊かな風味が出せるので、濃厚なスイーツには向いています。また、カードバターは高級品ですが、クッキーなどの焼き菓子に使うと、風味が格別になります。焼き菓子を作る際には、自分が使いやすいバターを選んで、アレンジしてみるのも良いでしょう。